おいすブログ

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攻撃は最大の防御

という格言、多くのケースに当てはまるなあと思う今日このごろ。

たとえば、いわゆるエレベーターピッチではないけれど、仲良くも仲悪くも無いぐらいの人と一緒になって、数分間なにか会話をしなければいけない状況。これ、完全に先手有利のゲームです。

まず、日常会話レベルでは当り障りのないことを質問することは非常に簡単ですよね。「最近どうですか」とか、「あの件、あの後どうなりました?」とか何でもいい。一方、質問された側は、それに対して、端的に要点が伝わるように内容を工夫し、相手に誤解や違和感を与えない表現を選び、もし場所が会社で相手が上司とかだったら、仕事で成果あげてますよ感を最大限演出しつつ、アホだと思われないようにしなければならない。

質問した側になれば相手が話している間に次の質問の内容を考えることができるし、こちらから相手に情報を与えることなく、相手から有益な情報を引き出すことができる可能性が高いわけです。

このように完全に非対称な関係なのに、先に話しかけたほうが人間関係においてより主体的に動いてる感が出せるし、会話の主導権を握る形にもなるので、良いことづくめです。

この理論を突き詰めていくと、「人見知りは自分から話しかけなさい」みたいなタイトルの新書を出せそう。

ふるさと納税おわった

ちょこちょことやってた今年のふるさと納税がようやく終わりました。

大した額じゃないので肉とかフルーツとかを1万円ずつぐらいで小分けに注文してたんですが、最後の方はいよいよ頼みたいものがなくなってきてしまい、もうちょっと上半期からいろいろ注文しておけばよかったという感じに...。

ふるさと納税のサイトを見ていると寄付額100万円以上のやつがあったりして、一体どんな人が注文するんだろうと思ってたんですが、これを見ると、控除額って年収が高くなるにつれてうなぎのぼりに上がるんですね。

Screen-Shot-2017-12-03-at-15.22.10https://www.furusato-tax.jp/example.html

こうしてみると露骨に富裕層に有利な制度になっているように思えます。控除額もさることながら、やることによるデメリットは無いのに能動的に手続きをしないと恩恵を受けられないので、そもそも知らない、やってないっていう人も多く、金融リテラシーというかファイナンスにあまり関心がない非富裕層の人が主に損をしているのではないかと。

そして納税者の最適行動としては、愛着のある地方に納税するのではなく、お礼の品がより魅力的で還元率の高いところを探すことになる(ふるさと納税サイトも当然それを認識して煽っている)ので、自分のふるさとに寄付することへのインセンティブとか、継続して同じ自治体に寄付し続けたらボーナスがあるとか、せっかくだからそういう設計にしたほうが良いと思うのですが、まだ試行錯誤段階なんですかね。

しかし、あまりこういうことばかり言ってると、ふるさと愛みたいなところからかけ離れた資本主義まるだしマンな感じがしてしまうので、それはそれでどうなのかという気もしますね。

ドラゴンクエストライバルズ

ただのHearthstoneのパクリだと思っていた

ドラクエライバルズは、えぐいレベルでHearthstoneをパクっている。両方ともプレイしたことがあるなら、これを否定する人は少ないはず。

許せるか許せないか、愛を感じるか感じないかの線引きは人それぞれだし、Blizzard社との間で何か取引があったのかもしれないので、別に良し悪しを語るわけではないのですが...、(前置き終わり)Hearthstoneが日本で流行った後のこのタイミング、ドラクエビルダーズの前例、またこちらはCygamesですが、シャドウバースの成功例を考えると、これは99.999%「やってる」というか

  • ビジネスモデルの確実性が実証されている。ドラクエという最強のIPを乗せることで確実性は更に高まる
  • オリジナルが海外のゲームで、訴訟リスクがおそらく比較的低い、もしくは無い
  • コンセプトやゲームデザインを試行錯誤するプロセスをすっとばせる

みたいな考えのもとに企画されたと思うんです!!

盤面に隊列の概念を取り入れるなどしてはいますが、これは任天堂の「カードヒーロー」などでもあったと思うし、MTGに影響を受けてHearthstoneが出来たときのクリエイティビティとは比較にならず、Hearthstoneの存在は大前提に、ちょっと味付けを変えたレベルと思います。闘技場やカードの特殊能力含めたデザインなど、根幹の部分であちこち真似して楽をしたのは明らか。

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HearthstoneだってMTGの影響を受けて作られたはずだけど、長い歴史を持つMTGが抱える色んな課題をデジタルの力で克服して新しいものを作ってやろうという意気込みをビシビシと感じるんです。でも、ドラクエライバルズに関しては、パッと見、安易なパクリに見えた。

Hearthstoneを生んだ開発者には心から敬意を示したいし、僕はそこそこやりこんでいたので、ドラクエライバルズのプレスを見た時は実に腹立たしく、日本で最も有名なゲームメーカーの1つがそういう姿勢ってことは日本のゲーム業界は本当にもうどうしようもないとこまで来てんだなあという気持ちになりました。海外のメーカーなどでも似たような事例はたくさんあるとは思いますが、あまりに露骨すぎるというか、少なくとも日本のメーカーは応援していたい気持ちがありました。

しかしただのパクリではなかった

ところが、リリースから2週間ぐらい経ったころ、きっかけがあって、本作を一応プレイしてみることにしたんです。そうすると、想像以上によく出来たゲームだったことがわかり、これが単純に面白い。既にどっぷりプレイしてしまっています。闘技場10勝を達成したり、占いミネアを使ってプラチナ1で停滞したりです。なのでこの心境の変化にとても困惑しています...。

なぜこんなに続けてしまうのか考えてみたところ、ゲームとして優れている点は具体的にこんな感じだと思いました。

カードやキャラの能力とドラクエの世界観とが非常にうまくマッチしている
たとえば、レジェンドカードの「りゅうおう」は、倒されるとより強力なドラゴンに変身しますが、これはDQ1のラスボスとしての動きと全く同じです。他にも、例えば「はぐれメタル」が非常に素早く守備力が高いので「速攻」と「メタルボディ」を持ちダメージを1しか与えられないだとか、「アリーナ」は武闘家なので二回攻撃や手数(カード枚数)の多い戦い方を得意とするだとか、隅々までドラクエの世界観が生かされています。

課金に対する姿勢が極めて慎重
業界団体の自主規制やプラットフォーム側の要請によるものなのかどうかはよく分からないのですが、起動時に毎回未成年への警告を出したり、一定回数レジェンドが出ないと次は必ず出すようにしたり、そもそも無課金でも十分すぎるほど遊べるデザインになっていたりなど、かなり良心的な部類だと思います。

UI/UXに不満が少ない
オンライン対戦へのスムーズな移行、盛り上がる対戦中のBGMやレジェンドの演出、おそらく多くが書き起こしであろうカードイラストとユニットの3Dモデル、ギルドシステム、デッキレシピを共有する仕組みなど、コンシューマ機で培われたセンスとアイデアがきっちり盛り込まれてる感じです。

ゲームバランスの良さ
界隈では、ゼシカ・テリー(特にテンポゼシカ)が強い、というか「亡者のひとだま」が強い、という共通認識になってはいますが、他のキャラで全く勝てないかといえばそんなことはなく、ある程度対策も可能なので、理解なしにパクっただけでは簡単に崩壊してしまいそうなゲームバランスがきちんと保たれています。カードゲーム、というか対人対戦ゲームの盛り上がりにとってゲームバランスは最重要と思うので、βテストからの相当入念なバランス取りと現場の努力が伺えます。

とりあえず毎日少しずつランクマしてるので、もしレジェンドまで行けたらまた報告したいです。竜王杯には間に合いませんでした😭

Ghostはじめました

ブログ再開しようとおもってそれ系のサービスを物色していたのですが、Ghostが、めちゃくちゃ良いっすね。前から目をつけていたのですがすこし前にv1.0がリリースされたようで、AdminのUIも一新され、かなーりいい感じになってます。

Wordpressよろしく、コードはオープンソースなので、自前でホスティングすることもできるし、オフィシャルで提供しているフルマネージドで有料月額のホスティングサービスを契約することもできるっぽい。

AWS EC2のself hosting

ホスティングサービスは月額$29からと個人用途にしてはお高めなので、とりあえずもともと契約してたAWS EC2で始めてみることに。

当初Amazon Linux AMIでEC2インスタンスを作ったのですが、公式のDocsに沿った手順でインストールしているとUnixコマンドの読み替えが必要な部分が出てきて面倒になったので、推奨OSであるubuntuのAMIに変更してやり直したところ、今度はスムーズにインストールできました。

シンプルで洗練された仕組み

Wordpressの辛いところとして、

  • 高機能ゆえに仕組みが複雑で熟練していないとカスタマイズに時間がかかる

  • pluginをたくさん追加してどんどんメンテナンスが困難になり、動作が重くなる

  • 高速化のためには秘伝の技術によるチューニングが必要

みたいなのがあるイメージだったのですが、ghostはブログ用途に特化しているため、アーキテクチャやAdminのコントロールパネルがシンプルで、かつ十分な機能が初めから備わっており、動作も今のところかなり軽快です。

特に、オフィシャルでMac / Win / Ubuntu / Androidのelectron製ネイティブアプリが用意されており、記事をアプリ内のmarkdownエディタで書けるのが体験としてかなり素晴らしいです。(ただし問題あり。後述)

cover imageを設定できる

Macアプリの画面はこんな感じですが、

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特に気に入ってるのが、見出しの背景や一覧表示時に使うカバー画像を指定できるところですね。この記事でいうと、一番上の「ghostはじめました」の背景に出ているghostの黒い画像です。Unsplashというサービスからそれっぽいフリー画像を探す機能も備わっています。大して関係ない画像でも、記事に画像があるだけでなんとなくいい感じになるので、かなりありがたい機能です。

他サービスとの比較

個人blogを書く手段としてはWordpress以外にも色々ありますが、

  • Medium
    CSSをカスタマイズできないので大きめの明朝体を強制されるのが辛く、個人的に見づらいです。日本語で記事を書くので、英語の記事だらけの中でなんとなく気まずい

  • はてなブログ
    有料プランにしないと機能が不十分なので、結局サーバ1台借りるぐらいコストがかかってしまう。はてなコミュニティに対して閉鎖的なマイナスイメージがある

  • github pages系サービス
    画像アップロードがめんどい、blogに特化していないので色々面倒

などの理由でどれも一歩を踏み出せない感じだったので、ghostの台頭は渡りに船でとてもありがたい感じです。

気になる点

  • コメント機能が必要な場合は外付け
    Disqusなどの外部サービスを別途埋め込む必要があります。このサービスに閉じたユーザ同士のやり取りを発生させるより、そっちのほうがよっぽど健全なので、しょうがないところだと思います。

  • Macアプリで変換中の日本語をbackspaceで消した後にゴミbyte列が残る
    バグっぽいのですが地味にストレスなので、コード見て直せそうならPR送りたいです。

  • Macアプリやブラウザアプリにautosaveが無さそう
    さっき間違ってCmd+qしたら書きかけが消えてしまったので、長文のときは気をつけないと怖そうです。

これからもうしばらく使ってみて、改めてレポートしてみたいところです。

英語の中で日本語がカタコトになる現象

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例えば自己紹介で、

My name is Yamada Taro.

とか言う時、「山田太郎」の部分のイントネーションが なぜか他の英語に引きずられて、 カタコトになっちゃう現象、あると思うんですよ。

日本語ネイティブなんだから、ここは普通に日本語の発音をすれば良いと思うんだけど、 「ヤマーダ タロゥ」みたいな感じで言っちゃうもんだから、 相手の外国人もカタコト発音で 「ヤマーダ タロゥ」で覚えて呼ぶことになってしまい、 これはお互いにとっての不利益を生むと思う。

例えば、もし「墾田永年私財法」を説明することになっても、 「コンデン エイネン シザーイノ ホゥ」みたいな感じで言うのかって話ですよ。 これ、「墾田永年私財法」が持つポテンシャルというか音楽性が大きく損なわれてしまうわけで、 聖武天皇に顔向けできないレベルです。

そういうわけで、たとえ英会話中であっても、 日本語の固有名詞に関しては一切の妥協を許さず、 きっちり日本語発音で日本の文化を正しく伝えていきたいです。

ちょうどいい感じの便利な英会話フレーズ 〜 right

英会話のお勉強中なんですけど、同じことを言うにしても単語やフレーズに膨大なパターンがあって、どれを覚えて普段使いすべきかいつも迷っちゃうんですよね。

というのも、それまでしょっぱい英語しか話してないのにネイティブが聞き慣れないようなやつをいきなりぶっこむとネイティブにも日本人にも通じなくなっちゃうし、 かといって「I'm fine. Thank you.」みたいなやつをいつまでも使って周りの日本人に「あっ…(察し)」 てな感じで舐められっぱなしというのもやり切れないので、ちょうどいい感じの表現を見つけることに情熱を燃やしている日々。

で、気づいたのが、すごく基本的な単語の中にも、万能で色んな意味を持つ単語が意外と多いということ。

たとえば、 right

ejje.weblio.jp

これ1つで、

「りょうかい」「せやな」「そのとおり」「うn」「聞いてるよ」

みたいなニュアンスの相槌に全対応できて優秀。自分のリスニングレベルが低いので、相手が話している間は相槌に気を配る余裕が無く「Yes」「OK」を繰り返すマシーンになりがちなんですが、まずはこれ1つ織り交ぜてみて、こなれた感じを多少なりともアピールしてみるところから始めてみています。

あと相手になにか尋ねようとして語順を疑問文にし忘れた時、

「You know ほげほげ… (アカン、肯定文にしてもうたわ…。ま、ええか)..., right?」

みたいな感じで、最後に right? つけとけば質問っぽくなるのもとても便利。更にこれをくっつけることで発言権を相手に渡したことが明確になるので、相手に「あれ、こいつまだなにか言おうとしてんな」って顔で見守られて変な間が出来てしまう心配がなく、言い終わった後に相手の反応を安心して待つことができる。

あとright rightって言いまくってたら日本人が苦手なRの発音が上達するような気がしないでもないです。

CD付 知られざる英会話のスキル20

CD付 知られざる英会話のスキル20

あと、この本が実践的ですごく勉強になってます。やみくもに語彙やフレーズを紹介するのではなく、会話の潤滑油となるようなフレーズやテクニックに絞って書かれているので、英会話を始めてちょっと経ったぐらいの時期にありがたさが染み入ってくる名作です。

オリコカード医師

「フラジャイル」っていうドラマにTOKIOの長瀬君がかっこいい役で出てるんだけど、Aパート終わった一発目のCMでその長瀬君がでっかいオリコカード担いで登場。せめて1つか2つ空けてからやってほしいんだけど、これわざとなのかな…。

www.fujitv.co.jp


TOKIO 長瀬智也 オリコカードcm ORICO CARD

こないだチラっと観た「コウノドリ」っていう産婦人科医をテーマにしたドラマでも、生まれてくるはずの赤ちゃんが死んじゃった…っていうすごくシリアスなシーンの直後のCMでauのこれが流れて、

www.tbs.co.jp


au cm最新「鬼の子」篇 鬼ちゃんの子供がキラキラネーム 桃太郎などキャストも曲も面白い 一寸法師の最新や俳優は誰と話題豊富で人気のエーユーのcm(kddiのcm)は2015年でメガヒット

関西人でもないけどホンマええかげんにせえよと思った。