おいすブログ

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表丹沢 縦走の魅力

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時々山に登るんですが、 こないだは丹沢に行ってきました。

登山の目的

登山の目的には色々あると思うんですが、 自分は効率の良いトレーニングと気分転換を兼ねて登ってます。

荷物を持って歩くだけですが、超長時間の有酸素運動なので、 1回の登山で少なくとも3000kcalは消費してます。 時速8kmのジョギングを30分したところで240kcal、 もうちょっと強度を上げても400kcalぐらいでしょうから、 単純計算で、ジョギング7〜12回分の効果です。

でも山は危険

でももちろん山には危険がいっぱいなので、 調子が悪かったら無理せずペースを落としますし、 トレーニングの時はよく踏まれた登山道しか使いません。

山はワンチャンで遭難したり死んだりする可能性があるので、 自分の限界をしっかり把握し、事前準備と安全に留意することが重要ですね。 初心者のうちは、高尾山とか御岳山とかの初心者コースとかから始めるべきです。

登山の良いところ

私のような怠惰な人間だと、例えばジョギングを毎日の日課と決めても 「今日はやめとくか」となるポイントが毎日発生してしまうので、どうしても続きにくいのですが、 登山の特徴として、一度登り始めると下山まで基本的に逃げ場がなく、 そのポイントが基本的に発生しないので、とにかく最後までがんばれます。 他の人が登ってる姿を見ることによっても、励みになりますね。

しかも、景色の移り変わりや気持ち良い空気もボーナスでついてきます。 写真を撮ったり野花を愛でたりしても良いです。

意外とゲーム性がある

登山道にはコースタイムが大体決まっているので、 自分がどれくらいのペースで歩いたかとか、 同じコースを再度歩くのであればどれくらいタイムが縮まったかなどを励みにできます。 出発前にあれこれルートを考えるのも意外と楽しいし、 行動中も、浮き石があるガレ場とかザレ場でどう足を置いて登っていくか・下りていくかを 瞬間的かつ連続的に考えながら体を動かしていくのは、意外とゲーム性がある気が。

丹沢表尾根の魅力

丹沢はこれまでで一番多く登っているんですが、 中でも表尾根ルートが一番のお気に入りです。

おじいちゃんおばあちゃんが沢山登るコースではあるんですが、 距離も高度差もかなりあって、中級者以上向きの健脚コースです。

何が良いかと言うと、道中の変化がバラエティに富んでいて、 都心からのアクセスもそんなに悪くなく日帰りOKだし、 ピークハントの醍醐味が凝縮されたコースなんじゃないかと思います。

基本情報やルートはこちらを参照です。

秦野市観光協会−表丹沢登山ガイド:表尾根縦走コース

スタート地点であるヤビツ峠へは、秦野駅からバスで向かいます。 平日は朝1本しかないんですが、だいたい行列が出来てて積みきれずに臨時便が出ます。 バスはうねうねした山道を通っていくんですが、 ガードレールの外が切り立った崖になっていて、いつも怖いです…。

ヤビツ峠バス停から登山口までは平和な車道です。 この後いきなり始まる急登のための軽い準備運動ですね。 ヤビツ峠はバイク勢や自転車勢の人にも有名っぽいですね。

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これがヤビツ峠の登山口で、しばらくはきつい道が続きます。 それを乗り越えると、二ノ塔、三ノ塔とチェックポイント兼休憩地点が続き、 そのうち開けた場所に出て絶景が見れます。

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うっすら富士山もゲットできました。イケメンですね。

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道中、こんな木道があったり

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こんなハシゴがあったり

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こんなクサリがあったり

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こんな草ボーボーの区間(通称藪漕ぎ)があったりして、 ちょっとしたアスレチック感覚が楽しめます。 (安全には注意!)

上りのゴール地点である塔ノ岳での風景は、ぜひご自身の目で!

下りは、大倉尾根を通るのが一般的です。 通称バカ尾根と呼ばれていて、ひたすら長くてわりと単調...。

とはいえ、迷うことのない一本道でチェックポイントも多く、 安全で比較的歩きやすい道です。 疲れた体で頭をからっぽにしてひたすら下るのも乙です。

大倉バス停は登山者のターミナル的な場所で、バスの本数も多め。 トイレや靴を洗う場所があるので便利です。

その他

丹沢は山深くて、いろんなルートや楽しみ方が考えられますね。 鍋割山に行って鍋焼きうどん食べるのも美味しいし、 もっとストイックに行くならさらに足を伸ばして丹沢山蛭ヶ岳目指すとか。 蛭ヶ岳まではまだ行ったことがないので、近いうちチャレンジしたい!